e-Taxのメリット
国税庁が提供しているオンラインサービス「e-Tax」には、いくつかのメリットがあります。e-Taxで確定申告を行なうと、最高5000円の税額控除があることと、還付金が早く入金されることです。
もちろん役所まで出かけなくてもいいことや、役所が閉まっている時間でも２４時間受け付けていることもメリットです。その他では、源泉徴収票などの添付書類を、提出しなくてもいいということもあります。
ただ、納税に関することであるため、個人認証や電子証明書などの本人確認が必要になることが、人によっては面倒に感じるかもしれません。まず、電子証明書を読み込むためのICカードリーダーが必要になり、これを新たに購入しなければなりませんので、多少の費用が掛かることになります。
そして、e-Taxで本人確認を行なうために、住民基本台帳カードを発行してもらい、電子証明書を登録する必要があります。これをもらいに役所へ行って手続きをしなければならないことが、デメリットといえばデメリットかもしれません。
当然ですが、役所に行って、住民基本台帳カードを発行してもらい、続けて電子証明書を登録してもらう時に多少の手数料がかかります。
ただ、ICカードリーダーの購入費用や電子証明書の手数料なども、5000円の税額控除でまかなえると思いますし、一度役所へ行けば、電子証明書の有効期間内であれば、翌年からは自宅ですべて作業できるので、全体的に見ればメリットの方が大きいように思えます。